「大通りの大きな屋敷に住む老婦人が身の回りの世話をしてくれる住み込みの夫婦を求めています。 乳幼児歓迎」



ある日、こんな募集広告が新聞に出ます。



それに、応募する事にした若い夫婦。



募集をした老婦人に気に入られ、大邸宅に4歳の娘と共に一家で引越しをします。



自分達の引越し荷物を納めるために提供された屋根裏部屋で若き父親が見つけたひとつの箱。



綺麗に装飾されたその箱は、クリスマスカードなどを入れておく為に作られた物。



「クリスマスボックス」



老婦人と若き一家の生活が始まります。



そして、若き父親が見るようになる不思議な夢・・・・・・・・。



老婦人が、父親に問いかけます。



「この世で最初のクリスマスの贈り物はなんだったか、考えたことある?」



この問いかけの答えを父親は見つけることが出来るでしょうか。





寒い冬、少しだけ心を暖かくしてクリスマスを迎えませんか。


Richard Paul Evans, リチャード・P. エヴァンズ, 笹野 洋子
クリスマス・ボックス