「光」。


この摩訶不思議な物は、一体何なのか?


これまで、数多くの学者を虜にしてきました。


「光」には、「波紋」のように拡がる性質と「粒子」のように幅が変わらない(←物理表現として不適切ですが)性質がある・・・・・。

「量子物理学」という領域で「光」が極められていく「量子光学」の出発点であります。


極めるターゲットは、「拡がらない光」すなわち「レーザー」。

(レーザーに関しては、織野ノリオ:サイトオーナーのヒトリゴト のorino様が詳しく記事にしておられますのでそちらをご覧下さい)


この「レーザー」には、未来のテクノロジーとして、様々な形で日常生活に生かされていくことでしょう。

僕の専門領域である情報テクノロジーの分野においても、今後「レーザー技術」の応用は、大きく関わって

まいります。




スウェーデン王立科学アカデミーは4日、米ハーバード大のロイ・グラウバー教授(80)と米国立標準技術研究所のジョン・ホール上席研究員(71)、独マックスプランク量子光学研究所のテオドール・ヘンシュ教授(63)の3氏に①グラウバー教授の「レーザー光の量子理論の構築」に対して、②ホール研究員とヘンシュ教授は「レーザー光を使った精密分光技術の開発」に対しての功績を高く評価し、 今年のノーベル物理学賞を、に贈ると発表しました。



3氏の功績に対してテクノロジーの末席に居る者の一人として敬意を表します。

また、過去の功績のみならず、今後の未来へ繋がる業績にも等しく「光」を当てるスウェーデン王立科学

アカデミーの精神に対しても、敬意を表わしたいと思います。



「光に満ちた」明るい人類の未来が開ける事を、切に願わずにはいられません。




「光」に「光が当てられた」慶ばしい出来事に対する一席でした。