昨日、帰宅して食事の後、「クラスにいじめっ子がいるんだって」と家内。
僕らのような田舎になると、ほとんどの子供は、地元の保育園に入園し、そのまま小学校に入学するのですが、ごく少数ながら、別の幼稚園などに通っていた子が、小学校に入学してくることもあります。
家内の話によれば、後者の子が2人いて、2人がかりで早くも誰かをいじめたらしい。
いじめに会った子は、登校拒否になりかけている様子。どうやら、担任の先生も手を焼いているとのこと。
母親同士も、保育園時代が別なので、それぞれにうまくコミュニケーションが取れていない。(地元組は、保育園時代が3年間ありますから、その間で出来上がったネットワークはとても緊密です。)
あくまで、子供のけんかであり、我が息子が直接に関っていないので今回は、直接何かするつもりはありませんが、家内には、「これは、親の子供に対する「しつけ」の問題であり、きちんと「しつけ」をしてもらうためには、2人のそれぞれのお母さんと母親同士でコミュニケーションをとることが絶対に必要」と伝え、息子には「自分がいじめられそうになったら、徹底的にやり返せ。そして何が何でも絶対負けるな。自分の強さを見せつければ相手は二度といじめようとはしないからね。」と朝ごはんを食べながら教えておきました。
まだ、思慮ができない小学1年生であり、子供同士の間では、けんかもあって当たり前。また、けんかになったら勝ち負けがつくのも当たり前だと思います。そうした経験を積む事で子供たちは子供同士のネットワークを築き、集団としてまとまっていきます。
親としては、それをすべての親同士がみんなで子供たち全員を見守って行けばよいと思います。そして、我が子のしつけには各自それぞれに絶対の責任を持つ。
そうすれば、親は毎日の子供同士で起きている出来事を通じて、スムーズに対応していくことが出来ます。
それが円滑に出来るためにも、親同士のコミュニケーションがうまくとれていることが不可欠であると思います。
田舎のたった33人の同級生達が無事に毎日を送れるように親同士のネットワークを緊密にしておかねばと改めて痛感させられた出来事でした。