友人達を招いての昨日の潮干狩り。連休最後の大潮であり、「あまり期待はできないかなあ」と内心思ってはいたものの、まさか、これほどいないとは・・・・・。


予め、「今日は、多分少ないから、全員が入漁料を払っても無駄になってしまうので、グループで一人分だけ払おう」ということにしたんですが、


「入漁料返せー!!」

と本気で言いたくなるような惨たんたる状況。


普段、ちょっと暇を見つけて、小一時間掘れば、家の息子でもバケツに一杯になるぐらいは採れるのに、1時間半がんばって


たった2つ!!

地元民のメンツ丸つぶれで、わざわざ遠くからお招きした皆さんに申し訳ないやら、情けないやら・・・・・。


umaya2002のミュジニーさんが、危惧されるとおり、確かに海に異変がおきつつあるような気がします。

(詳細は、ミュジニーさん怒りのブログをお読みください)

特に、「長良川河口堰」が出来てから、明らかに伊勢湾は変わりました。


木曽三川からもたらされる栄養豊富な、淡水によって、「汽水域」が形成され、また、河川からの水流によって、常に海底が浄化される伊勢湾は、海老・蟹といった甲殻類が豊富に生息する海でしたが、河口堰によって、淡水の流れがさえぎられた結果、海の底はひどく荒廃してしまいました。


巨大な人工島が出現し、潮の流れも変わりました。


かつての芳醇な海を取り戻し、我が息子達やその次の世代に遺して行く事を真剣に考える必要があると痛感した一日でした。