ローマ法王ヨハネパウロⅡ世がご逝去されて、次の法王を選出する会議が始まりました。この会議を「コンクラーベ」と言うそうです。

僕は、去年の今頃、この「コンクラーベ」を舞台にした長編ミステリーを読んでいました。タイトルは「天使と悪魔」、著者は「ダン・ブラウン」。あの「ダ・ヴィンチ・コード」に先立って出された「ロバート・ラングドン」シリーズの第1作にあたります。実は、僕も、まず、「ダ・ヴィンチ・コード」にはまってしまい、週末徹夜で上・下巻を一気に読み終えて、すぐに「天使と悪魔」を買いました。

ストーリーはといえば・・・・・。

ある日、一人の美術を研究するアメリカ人大学教授のもとにスイスから突然に電話が入ります。ある「紋章」について説明してほしいと。

そこから彼、「ロバート・ラングドン」は、事件に巻き込まれていきます。舞台は、アメリカからスイスへ、そしてまさに「コンクラーベ」が始まろうとする「バチカン」へ。

ミステリーのストーリーを詳しく書くほど無粋なことはありませんのでこのくらいで。

「うんちく」も一杯詰まった、僕のお薦めの一冊です。