45cm水槽用の上部フィルターは、二つにしたとしてもやはり濾過スペースが狭すぎる。
この上で水耕栽培するといっても、根っこの問題もろもろ後々のことを考えるとやっぱり狭いし。
上部フィルターの濾過能力を上げるために、ダイソーの仕切りボックスを積み重ねてドライ濾過風にすることにした。
手前のほうは底に無数に穴を開けたボックスを三段積み重ねたドライ式濾過。
奥のほうは水の流れを往復させるように流すウェット式。

それぞれ、エーハイムサブストラット、エーハイムメック、ミューロ、ライフリングマルチ、ばくだま、カキ殻。
それとストローを細かく切ったものとヤクルトを輪切りにしたものとBB弾をミカン袋に入れたものを濾材にしている。これは効果があるか不明だ。
上部フィルターのポンプのパイプを延長しているので多少流量は落ちているかもしれない。
ただ単に水量を増やすという目的だけでなく、
溜め水水槽のほうで水草や水耕栽培をしたらどうか。
とりあえず最初に錦鯉を購入したペットショップでアナカリスを購入した。
しばらくアナカリスだけ浮かべていたが、ちょっと寂しい。
次にソイルと流木、アナカリスを追加。増えやすいというマツモを投入。
実はこのソイルってのが土の塊だと知らなくて、
袋を開けた時に絨毯の上にこぼしてしまったのに気付かず、
それを濡れた手で拾おうとしたらボロボロに溶けて崩れて絨毯に真っ黒なシミを作ってしまって大失敗。
しかも水槽に入れたら濁りまくる。素直に砂利っぽいものにすればよかったかも、と後悔。
ふたつめの失敗は、マツモを消毒しようと水道でジャブジャブ洗ってしまって、
次の日にはバラバラに散ったり溶けるように枯れたり…
なんとか大丈夫そうなのだけサルベージしたが、買ったときの3分の1程度しか残らなかった。
とりあえず水槽に放り込むだけでレイアウトとか洒落たことはしていない。

水面でバジルとミントその他を浮かべてます。
この循環がうまくいって錦鯉水槽と水草水槽がWin-Winの関係になればいいな。
濁りもでてきて、水面に消えない泡が出てきた。
水質が悪くなると鯉の動きが慌ただしくなるというか、何かから逃げようとしているかのような、
見てて不安な感じになってくる。
とりあえず毎日5リットルづつの水換えでなんとかしのぐ。
もう一つ45cm水槽を溜め水用に使っているので、そっちに半分を移そうと思ったのだが、
分散させて鯉が大きく育ってしまうのも困るし、
たくさんの鯉が仲良く泳いでいるビジュアルは捨てがたい。
なんとかして水量をアップさせるために溜め水水槽と循環させたい。
いろいろネットで調べてみても、オーバーフローやサイドフローにするために、
塩ビ管を加工しなきゃいけなかったり、
外部フィルターを買い足したりしなきゃいけなかったり、
水が溢れる危険性があるため水位センサーがいるかも、と
いろいろとお金がかかるし面倒臭い。
仕方ないのでとりあえずダイソーで買ってきた108円の灯油ポンプを2本使って、
互い違いに2つの水槽に突っ込み、ときどき手動でシュポシュポと水を循環させることにした。
手動なら溢れる危険性はないもんね。
ふと気付くと先ほど溜め水水槽から鯉のいる本水槽に3リットルほど水を移動させたのに、
本水槽の水位が下がっている!
どこかで水漏れしているのかと焦ったが、溜め水水槽のほうのを見るとなぜか水位が戻っている。
なるほど…サイフォンの原理で灯油ポンプを通して二つの水槽の水位が同じになったのか。
じゃあ、これを手動じゃなくて自動化することはできるのか?
はっと閃いて試しにこんな風にしてみた。


上部フィルターの濾過槽に灯油ポンプ①をつっこみ、水槽Bに流れるようにする。
水槽Bの水位が上がると自動的に水槽Bから水槽Aに灯油ポンプ②を伝って水が流れる。
それを上部フィルターのポンプが汲み上げて濾過槽→灯油ポンプ①で循環が完成する。
たとえば何かの拍子にポンプが止まった場合、
濾過槽に水が供給されなければB水槽に流れることはない。
唯一の危険要素は鯉がつついたりしてポンプ②の水が止まって、B水槽の水が溢れることだが、
B水槽の上辺が、上部フィルターの濾過槽の水位よりも上ならB水槽が溢れることはない。
B水槽の高さと上部フィルターの濾過槽の水位がキモだ。
でもちょっと怖いのでポンプ②にさらに一本追加して安全策を取った。
これで鯉の締め飼いをしながら水量を倍にすることができた。
上部フィルターがあれば灯油ポンプ2本税込216円でサイドフロー水槽が実現できる。
ただ唯一の欠点は、見てくれが悪いこと。
上部フィルターで水耕栽培をして植物濾過も兼ねようと思ったため。
フンの多い錦鯉なら最適なんじゃないかと。
これをアクアポニックスとして行っているところもあるらしい。
とりあえず実験的に豆苗を買ってきて一回目は食べて、
これを上部フィルターの上に載せてみた。
アルミホイルを貼った段ボール箱で覆って、蛍光灯で照らす。

2日後。どんどん伸びてくる。
さらに二日。もう収穫できるようになった。
豆苗三回目。

さらに二日後。細い蔓のようがものがでてきた。
2回目ほどの勢いがない。

結局4回目まで試してみたがあまり収穫できなかった。
果たしてこれが、錦鯉の糞や食べ残しなどの栄養分が使われているのか、
ただ単に残った豆部分の栄養で成長しているのかよくわからなかった。
なのでこれで植物濾過ができているかと聞かれたら少々疑問ではある。




