富山県でセルコ ホームの2×6、APW430、ガルバリウム鋼板と杉板張りで太陽光発電によりある程度自立循環可能な滑川パッシブの家に住んでいます
第3種換気でQ値1.19、UA値0.3、C値0.56の高断熱高気密により省エネルギー
日射取得、日射遮蔽、通風等パッシブによる生エネルギーにより更なる小さいエネルギー消費の住まいにしました
いやぁー、久々に深夜から真面目なのを連続で書いています!笑
今日はBBQをしていましたが、その間もかなり考えていました
今回はきーたさん邸の暖冷房計画を私なりの胡散臭い考えでなんとか…のその2で2階編!
条件として
UA値は0.4前後で6地域に近い5地域の埼玉県
Q値は第1種換気を使い1.3〜1.4なので第3種換気の場合は1.6前後となりますね
パッシブ設計ができており、南の大開口より日射取得できるのと太平洋側ということもあり南側の日射熱をいかに北側に動かすかが冬に重要になります
子供部屋は南西で外での日射遮蔽ができないようなのでハニカムは必須かと思います
できれば窓枠内の内付けが理想です!
ではかなり難易度の高い間取りの2階をなんとか考えていきましょう
現在の2階案
…大変難しい間取りですね
ダクトを使えればかなり楽ですが天井が下がりますしダクトのメンテナンスを考えると…
やはりダクト レスですね
そこで私案はこうなります
これは怒られる案ですね!笑
トイレのサイズを調整し廊下にエア コンを付けたというのにそれを無くすという鬼のような案!
子供部屋に最初から2つ付けておきます
各子供部屋の建具を開けておけば階段ホールへ向けて確実に熱が動きます
閉めていてもアンダー カットから僅かに動く熱と子供部屋物入れと寝室のエア パス ファンとにより2階中に熱が巡るはず
夏は左側の子供部屋の冷房が鍵となります
その土地や周辺状況によりますが、やはり南の大開口から入る熱は多いです
ですので暑くなる南側からいかに冷やすかが大事ではないかと
子供部屋の物入れにエア パス ファンを付けてサン ルーム?に送風できるなら物干しの際に水蒸気がこもることなく移動させることができますし、大開口があり暑くなるサン ルームを冷房することが可能になります
左の子供部屋→サン ルーム→階段ホールへのサイクルができますから3エリアに熱を巡らせることが可能
そしてこれは間違いなく最高だと思うのが吹き抜けが寝室に面しており、さらに屋内サッシがあり、寝室には書斎へ送風するエア パス ファンがあるということ
きーたさん、これは凄く良いですよ
抜群の設計力ですね!
寝室の建具を閉め、吹き抜けのサッシを開け、書斎の建具を開けてエア パス ファンを動かすとかなり長く空気を動かすことができます
書斎のエア パス ファンが吹き抜けから1階の空気を引っ張り→寝室→書斎→階段→リビング→吹き抜けへとリターンされます
これは暖房時に1階の熱を動かせるのでかなり有利になります
それだけでなく、夏の冷房時は同じように寝室の建具を閉めて吹き抜けのサッシを開け書斎の建具も開けておけば寝室で冷房で作った冷気を同じようにかなりの距離を動かすことができ冷房にもかなり効きます!
1階の暖かい空気が吹き抜けからリターンとして入ることにより寝室のエア コンは効率よく動くはずです
せっかく廊下に設けたエア コンを無しにしてしまうという鬼の姑のような案なので全く受け入れてもらえないとは思いますが、胡散臭い男の案なのでお気になさらずに…
夏にサン ルームがちょっと室温が高くなると思いますが、2階はほぼ温度差がなくなるかと思われます
2階は今から変更は難しいかもしれませんが、左の子供部屋の物入れのエア パス ファンはかなり役立つはずなのでそれだけでも是非考えて頂ければと思います
実はここからスーパー長い脱線が始まってしまったので別記事で暖冷房計画と高価で特殊な全館空調エア コンではなく壁掛けエア コンによるダクト レス全館空調について発信しましょうかね
勿体ぶらずに私の考えを全て書こうかと思います