こんにちは。マイケルです。
毎日、家に帰るとペットのモカ(トイプードル)が玄関まで迎えに来る。
私はペットのオーナーである。飼育係ではない。家族と約束をして我が家に来たペットだ。私は飼育係ではない。
家に帰ると迎えに来たモカは、私に絡みついてくる。ペットフードはあまり食べない。
ある日、私が与えた白ごはんがお気に入り。飼育係が与えれば良いものを、誰も与えようとしない。
食卓に私の食事が並ぶ。そこに小皿に入った白ごはんとペット用の器が置かれている。危うく食べそうになったが、モカのご飯だ。
だから〜!わしは飼育係でないと言うてんのに。白ごはんを与えるまで、テーブルの下から吠えられる。下を見ると、下から見上げている。
仕方ないから、白ごはんをあげる。私が先に食べると吠えられるので、仕方なしにモカが先にご飯を食べる。
なんで、わしがペットの後に飯やねん!
食べ終わるまで、待たずに自分の食事を始めると吠えられる。下からずっとみられる。だからモカが食べ終わるまで待つ。
わしの子供か!!!
食べ終わったから、自分の食事を取り始めると、私の足をずっと舐めている。
さぁ、風呂でも行くかと立ち上がると、飛びつかれる!おい!遊ばんかい!と言わんばかりだ。
わしも色々と忙しいねん。家ですることもあるんやから。毎日、母に葉書を書いている。
風呂の中では、テレグラムやユーチューブで情報を集めている。お酒はほとんど飲まない。
毎日倫理の原稿をLINEにあげることにしているので、少し本を読んでまとめている。
さぁ、寝ようか・・・と思ったら。
私の左手を噛みにくる。ウガウガ、ガオガオ、と唸りながら、私の左手をかむ。痛い。
あれほど、言ったのに。私は飼育係ではない。オーナーである。
痛い、痛い、噛むなっちゅうねん。
ひとしきり噛まれた後、私が寝ようとすると、顔を舐めにくる。いつも左の頬から舐め始め、首を舐めて、次に口の周り、次に鼻の横、最後はおでこと禿げている頭である。
暑い・・・暑い・・・このクソ暑い夜に顔がベタベタである。やめてくれ・・・寝かせてくれ・・・俺はオーナーだ。
やっと終わったと思ったら、また足を舐めに行く。だいたい、足を舐められて静かになったなぁと思うと私も寝ている。
朝目覚ましが鳴ると・・・また顔を舐めてくる。
俺は飼育係ではない。オーナーだ!!