スポット金小反発、1トロイオンス=1269.30ドルで引け
26日のスポット金は反発、前日比5.8ドル高の1269.30ドルで引けた。序盤から1265ドル付近で推移、一時EMA25(1263.56)を割り込んだが、その後上昇に転じ、前日比プラスで取引が終えた。
米国債利回りが低下に転じたのに加え、外為市場でドルが上げ幅を縮小したことで、金が買われやすくなった。また、トランプ米大統領が税制改革案の中で、現在35%以上の法人税率について、15%に引き下げるなどの減税を提案したが、改革案が予想された範囲内にとどまったことから、金の売りポジションを手じまう動きが広がった。
26日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日比変わらずの854.25トンだった。
26日のWTI原油先物は小幅安。前日比0.10ドル安の49.32ドルで引けた。エネルギー情報局(EIA)週間統計の発表を受け、一時50.18ドルのに日中高値まで買われたが、その後下落に転じ、前日比マイナスで引けた。
EIAが発表した週間の石油在庫統計では前週末時点の原油在庫が364万バレル減、前の週から大幅に減った。減少幅は市場予想を大幅に上回り、在庫の余剰感が一服したことで、原油先物に買い安心感が広がった。
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