金は反落、銀は軒並み急落
金は反落、銀は軒並み急落。
金は、買いが先行したが、仏大統領選挙に続き、北朝鮮の軍事行動が挑発的でなかったこと、株価上昇によるリスク選好の流れで逃避買い解消が続き、値を消した。
銀は、前日高値を抜いたが、地政学的リスクの後退による逃避買いの解消で金が急落したことが圧迫、強材料があったが、買い方の整理売りで前日安値を下回った。
原油は反発。
米原油生産の増加などを背景に供給過剰への懸念が引き続き重しとなり、一段と下値を切り下げたが、終盤は下げすぎ感からの修正へと転じた。
大豆は反落、コーンは大幅続伸。
大豆は、大豆の作付け進展が圧迫したあと、中国の大豆輸入増加やドル安、原油反発、産地の降雨予報によるコーン急伸で持ち直したが、コーンの作付け遅れは大
豆の作付け増加につながりかねないことや、原油反落で時間外取引の安値を下回った。
コーンは、作付けペースの回復や小麦の年初来安値更新で値を消したが、前日安値で下げ止まったあとは、米中西部の降雨予報による作付け遅れ懸念はやして切り
返し、ドル安加速やテクニカル改善、天候プレミアムを織り込む買いで値を飛ばした。