金は反落、銀は堅調 | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

金は反落、銀は堅調

金は反落、銀は堅調。
金は、仏大統領選挙で中道マクロン候補が決戦投票に進む見通しが報じられ、逃避買いの解消で約2週間ぶりの安値に沈んだ。ただ、北朝鮮問題などで持ち直した。
銀は、仏大統領選でマクロン候補の優勢が報じられ、金の急落に追随したが、原油の上昇やアジア株・米株価指数先物の上昇でリスク選好の流れに乗り、高引けた。

 

原油は続落。
石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産の延長の可能性の高まりや、仏大統領選第1回目投票を好感した株高・ドル安進行なども、引き続き供給過剰が長引くのではとの思惑などが重しとなり、一段と下値が切り下がった。

 

大豆は大幅続伸、コーンは軒並み上昇。
大豆は、高寄りしたあとも、ファンドの売り越し転換に対する逆張り買いや、ドル急落、飼料穀物の上昇で一週間振りの高値を付けた。ドルの戻りや米国の作付け増加予想で押されたが、天候プレミアムを織り込んでレンジを上放れた。
コーンは、ファンドの売り越し拡大に対する逆張り買いや、大豆上昇、ドル急落、米中西部の降雨予報による作付け遅れ懸念で買いが先行した。ドルの押しや原油反落、小麦反落が圧迫したが、作付け遅れ懸念や大豆の上値追いでプラスに浮上した。