スポット金小反発、5ヶ月ぶりの高値付近
18日のスポット金は反発、前日比5.4ドル高の1289.80ドルで引けた。一時1292.40ドルの日中高値をつけたが、利益確定の売りが活発し、前日付けた約5ヶ月ぶりの高値1295.15ドルを超えることができなかった。
北朝鮮情勢をめぐる地政学リスクの高まりや仏大統領選を前にした不透明感などが引き続き金相場を支えた。その他、メイ英首相が前倒しでの総選挙実施方針を表明したことを受け、外為市場で米ドルが対ポンドが大きく下落したことも、ドル建ての金への買いにつながった。
18日時点のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は前日と変わらず、848.92トンだった。
18日のWTI原油先物は続落、前日比0.4ドル安の52.32ドルで引けた。過剰在庫の懸念が引き続き相場圧迫している。
終盤に発表された米API石油在庫統計によると、原油在庫が80万バレル減と、予想ほど減少しなかった一方、ガソリン在庫が季節外れの増加(140万バレル増)を示したことで、52.23ドルまで急落した場面も見られた。
本日NY時間に公表される週間統計では米国の石油在庫が先週140万バレル減少したと予想されるが、3月末には5億3550万バレルと過去最高に達していたこともあり、投資家は在庫過多を不安視している。
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