金は続伸、銀は堅調
金は続伸、銀は堅調。
金は、北朝鮮情勢に対する懸念で逃避買いが先行し、年初来高値を更新したあと、1300ドルにとどかず反落したが、ドル反落や米景気減速でプラスを回復した。
銀は、北朝鮮問題による地政学的リスクの高まりや、金の上昇で年初来高値を更新したあと、金の反落や原油反落で値を消したが、ドルの下値追いでプラスに浮上。
原油は軒並み下落。
サウジアラビアの石油担当相が産油国は市場均衡を維持するとの見通しを示すも、米原油の増産継続が見込まれることなどを背景に、朝高後は戻り売りなどに押された。
大豆は総じて反落、コーンは急反落。
大豆は、ファンドの買い越し縮小で逆張り買いが先行し、連休前の高値を突破したが、飼料穀物の急反落や原油反落、8週続けてファンドが買い越しを縮小していること、インフレ上昇シナリオの見直し、予想を下回る圧砕で反落した。
コーンは、大豆の上昇やファンドの売り越し拡大で買いが先行したが、原油安や小麦反落で値を消した。ドル安再開でプラスに浮上したが、小麦の下値追いや大豆反落が圧迫、週間輸出検証高は増加したが、ファンド売りの流れに呑まれた。