金、銀ともに続伸
金、銀ともに続伸。
金は、昨日の強基調を引き継いで年初来高値を更新したあと、ドル高で値を消したが、地政学的リスクの高まりで反発した。ただ、米ロ外相会談で小動きとなった。
銀は、金の年初来高値更新に追随して前日高値を突破したあと、ドル高や原油反落、米株価指数先物の下値追いで後退したが、金の上昇や逃避買いでプラスを維持。
原油は反落。
米石油協会(API)統計での原油・石油製品在庫などを受け、3月7日以来の水準へ一段と上昇するも、米エネルギー情報局(EIA)統計での原油・石油品在庫の減少は織り込み済みだったもようで、高値修正の動きなどに押されることとなった。
大豆は反発、コーンは総じて反発。
大豆は、昨日の米農務省報告後の強基調を引き継ぎ、前日高値を突破したあと、南米生産高見通し及び世界期末在庫の上方修正、ドル高で後退したが、連日の年初来安値更新による売り過剰感の台頭や、天候プレミアムを織り込む流れで切り返した。
コーンは、大豆上昇に追随したあと、ドル高や小麦反落で値を消したが、大豆反発や原油高で切り返した。南米生産高の上方修正は織り込み済み、上方修正予想に反して米期末在庫が据え置かれたことや、天候プレミアムを織り込む動きで上昇した。