ドルが主要通貨に対し下落
10日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要通貨に対して下落した。米連邦準備理事会のイエレン議長の一連の発言を挟んで、111.106円から一時110.647円まで下落した。
市場ではイエレン氏がタカ派的な発言をするとの思惑から、発言報道の直前にドルは111円台まで買い進まれていた。実際にはタカ派的ではなかったため、その巻き戻しが起こった。イエレン議長は10日、経済を過熱させることなく健全な成長を維持するため、FRBは緩やかなペースで利上げすることを計画しているとの見解を示した。
【本日発表予定の経済指標】
17:30英国3月消費者物価指数(前月比)
17:30英国3月消費者物価指数(前年比)
17:30英国3月コア生産者物価指数(前年比)
18:00ユーロ圏2月鉱工業生産(前月比)
18:00ドイツ4月ZEW景気期待指数
18:00ユーロ圏4月ZEW景気期待指数