原油は続伸
金は反落、銀は大幅続落。
金は、ドル高で高値修正が続き、金曜安値を下回ったあと、ドル反落や原油急伸、米10年債利回りの低下、国際緊張から反発したが、米国株の反発で値を消した。
銀は、18ドルを回復する場面もあったが、金の高値修正やドル高、米株価指数先物の下落で金曜安値を下回った。ただ、原油急伸やドル反落で安値から回復した。
原油は続伸。
シリアや北朝鮮情勢など地政学上のリスクの高まり、リビアでは再び供給障害が発生していることや、ロシアが協調減産の延長を支持する可能性などから、一段と上値を切り上げる展開となった。
大豆は軟調、コーンは軒並み急伸。
大豆は、先週末のアルゼンチン産地の降雨や、ファンドの先物買い越し縮小に対する逆張り買い、原油急伸で金曜高値を抜いたが、内外期末在庫及び南米生産高見通しの上方修正予想や、コーンとのスプレッド売りでマイナスに転落した。
コーンは、弱気の米農務省報告予想で値を消したが、ドル反落や原油急伸、小麦の上値追い、先週末のアルゼンチン産地の豪雨、大豆とのスプレッド解消買いで切り返した。ファンドの先物売り越しも逆張り買いを誘い、4日ぶりの高値に急伸した。