原油は続落
金は反落、銀は堅調。
金は、ドル反落や原油上昇、米失業保険申請件数の増加で前日高値を上回ったが、原油反落や米国株の上昇で逆に前日安値を下回った。ただ、ドル反落で回復した。
銀は、しばらく小幅レンジでもみ合ったあと、米失業保険申請件数の増加や金の上昇で7日以来の高値に上昇した。ただ、金の反落や株価の押しで上げ幅を削った。
原油は続落。
石油製品在庫の減少が続いているものの、高水準な原油在庫や原油生産の増加などから供給過剰懸念が引き続き重しとなり、立会い開始後は軟調に推移した。
大豆は大幅続落、コーンは続落。
大豆は、安値拾いの買いで10ドルを回復する場面もみられたが、ブラジルの豊作観測や、米国産の輸出に対する悲観的な見方、テクニカル悪化が圧迫、中国の輸入増加や輸出成約の増加は強材料だったが、ファンドの売り攻勢で年初来安値を更新。
コーンは、安寄りしたあと、前日安値で下げ止まって反発したが、ドル反発や大豆反落で支持を下回った。週間輸出成約高の増加やドル反落、小麦の反発で切り返したが、大豆の下値追いやテクニカル悪化、ファンドの売り攻勢で年初来安値を更新。