原油は続落
金は続伸、銀は軟調。
金は、ドル安・株安で前日高値を抜いたあと、ドル反発や原油急落、米株価指数先物の戻りで反落したが、ドル安再開や米10年債利回りの低下で上値を伸ばした。
銀は、ドル高や米株価指数先物の下落が圧迫したあと、ドル反落や金の反発で切り返したが、ドル反発や原油急落で値を消した。ただ、金の上値追いで持ち直した。
原油は続落。
原油在庫の予想以上の増加、受渡場所となるオクラホマ州クッシング原油在庫や原油生産の増加など引き続き供給過剰への懸念から、昨年11月30日以来の水準まで下落した。
大豆は反落、コーンは総じて続落。
大豆は、ドル反落で10ドル台を回復したが、ドル反発や原油急
落、飼料穀物の反落、ブラジル大豆生産高見通しの上方修正、米国産の輸出に対する悲観的な見方、テクニカル悪化で前日安値を下回った。ただ、ドル安再開で持ち直した。
コーンは、安寄りしたあと、ドル反落で反発したが、ドル反発や原
油急落、大豆・小麦の下値追い、テクニカル悪化、需給緩和による穀物の買い越し縮小傾向、週間エタノール生産の減少で360セントを下回り、年初来安値に急接近した。