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急落、トランプトレード失速!

21日の米国株式市場でダウ工業株30種平均とS&P500種指数は4営業日続落。主要3指数がそろって今年最大の下げを記録した。ドルと米国債利回りも下落した。

 

 ドナルド・トランプ大統領の企業寄りの政策に期待し、大統領選後は国債を売り、株式とドルを買う動きが活発になった。だが投資家やアナリストはこのところ、この人気トレードの行き過ぎに警戒感を示していた。

 

 ダウ平均の終値は前日比237.85ドル(1.14%)安の2万0668.01ドル。S&P500種指数は29.45ポイント(1.24%)安の2344.02で引けた。ナスダック総合指数は107.70ポイント(1.83%)安の5793.83と5日ぶりに反落した。

 

 S&P500の業種別指数で「金融」は2.9%安、「一般産業」は1.5%安。個別銘柄では米銀大手バンク・オブ・アメリカが5.8%安、鉄鋼のニューコアが5.2%安で取引を終えた。