金は大幅続伸、銀は続伸
金は大幅続伸、銀は続伸。
金は、アジア時間は利食いで前日安値を下回ったが、欧州時間に回復したあとは、ドル安・株安・米債高や緩やかな米利上げ予想で3月2日以来の高値に上昇した。
銀は、利食いによる金の高値修正で前日安値を下回ったが、ドル安加速や緩やかな米利上げ予想、インフレ上昇容認発言、金の反発で2週間ぶりの高値に反発した。
原油は続落。
石油輸出国機構(OPEC)主導の減産合意の期限延長への期待感も目新しさはなく、引き続き供給過剰懸念などが重しとなり、1週間ぶりの水準へ下落した。
大豆は反発、コーンは続落。
大豆は、高寄りして10ドル台に浮上したあと、ブラジルの豊作観測や米国産の輸出に対する悲観的な見方、米国作付面積の増加予想、飼料穀物の下値追いで前日安値を下回ったが、先週安値を維持したことやドル安加速で反発し、大台を回復した。
コーンは、弱基調を引き継いで売りが続き、前日安値を下回ったあと、ドル安・原油高などの強材料が散見したが、小麦・大豆の下値追い、ブラジルの豊作観測、100日移動平均割れによるテクニカル悪化で支持を割り込み、今月安値を更新した。