金、銀ともに急伸
金、銀ともに急伸。
金は、昨日のFOMCで緩やかな米利上げが予想されたことを好感、ドル安・株安・原油高やテクニカル改善が追い風となり、3月6日以来の高値に値を飛ばした。
銀は、今年の米利上げ回数が3回で据え置かれたことを好感、ドル安・原油高や金の急騰で値を飛ばした。ただ、原油や米株価指数先物の反落で上げ幅を縮小した。
原油は反落。
前日に引き続き原油在庫の予想外の減少などを好感し、期近は夜間取引でほぼ1週間ぶりの水準へ上昇するも、供給過剰懸念に変わりがないことから下げに転じると、立会い開始後は総じてマイナスサイドで軟調に推移した。
大豆は反発、コーンは続伸。
大豆は、ドル安や飼料穀物の上値追い、週間輸出成約高の増加、仕向け地不明の大口成約で上値を伸ばしたあと、前日高値の攻略失敗や原油反落、弱気の米農務省報告で値を消したが、ドル安やコーンの上値追いで切り返した。インサイド・デー。
コーンは、ドル安や中国買い付けの噂、大豆・小麦の反発、原油上昇で前日高値を突破した。大豆・小麦の反落で押されたが、プラスを維持したあとは、週間輸出成約高の増加や、高水準のエタノール生産が見込まれることから今週高値を更新した。