原油は続落
金、銀ともに小反発。
金は、米利上げ観測は織り込み済み、ドル安・米株価指数先物の下落で金曜高値を抜いた。NY時間はドル反発や利上げ観測で守勢に転じたが、プラスを維持した。
銀は、米利上げ観測は織り込み済み、ドル安・原油高や金の上昇で金曜高値を突破したが、米利上げ観測やドル反発、米株価指数先物の反落で17ドルを下回った。
原油は続落。
米石油リグ稼動数の回復が続いていることなどを含め、引き続き供給過剰懸念が重しとなるなか、夜間取引で期近は昨年11月30日以来の水準へ一段と下落し、立会い開始後は安値圏で戻り重く推移した。
大豆は小幅続落、コーンは続落。
大豆は、安寄りしたあと、ファンドの買い越し縮小への逆張り買
いが入ったが、ドル反発や原油反落、ブラジル生産高見通しの上方修正で値を消した。金曜安値を維持したあとは、決め手難で方向感を失い、金曜終値をはさんで浮動した。
コーンは、ドル反落や原油反発、大豆上昇で反発したが、ドル反発や原油反落、小麦の急落、ファンドの買い越し拡大に対する逆張り売り、テクニカル悪化で1月12日以来の安値に沈んだ。ただ、360セント台の維持や輸出の増加で持ち直した。