金が続落、銀が大幅続落
金が続落、銀が大幅続落。
金は、米株価指数先物の下落で反発したが、ドル高・原油安や米株価指数先物の反発、米ADP民間雇用が予想を上回ったこと、来週の米利上げ観測から反落した。
銀は、金の反発に追随したが、ドル高や米株価指数先物の下落、金の反落、原油急落、米ADP民間雇用が予想を上回って米利上げ観測が強まり、急反落に転じた。
原油は大幅続落。
原油在庫が予想以上に急増し、米エネルギー情報局(EIA)統計では再び過去最高水準を更新したことや、来週の米利上げ観測が一段と高まったことなどが重しとなり、昨年12月15日以来となる50ドル割れ寸前まで売り込まれた。
大豆は続落、コーンは総じて続落。
大豆は、ブラジル生産高見通しの上方修正予想や、ドル高・原油安、飼料穀物の下落、ブラジル産地の乾燥した天気で陸路輸送条件が改善したことから、前日安値を下回った。ただ、米国期末在庫の下方修正が予想されるため、安値から持ち直した。
コーンは、買いが先行したが、大豆・小麦の反落やドル高・原油安、ブラジル生産高見通しの上方修正予想、米国の鳥インフルエンザ発生による需要減少観測、週間エタノール生産減少、短期移動平均割れによるテクニカル悪化で前日安値を下回った。