金が続落、銀が急反落
金が続落、銀が急反落。
金は、高寄りしたが、3月の米利上げが確実視されることや、ドル高、米10年債利回りの上昇、原油反落、100日移動平均割れで2月3日以来の安値に沈んだ。
銀は、買いが先行したが、3月の米利上げ観測やドル高、米株価指数先物の下落、金の下値追いが嫌気され、先週安値を下回って2月3日以来の安値に値を消した。
原油は軒並み下落。
石油輸出国機構(OPEC)主導の減産合意期限の延長の思惑や先行きの供給過剰の解消期待なども目新しさはなく、朝高後は下げに転じると、マイナスサイドで引けた。
大豆は大幅続落、コーンは続落。
大豆は、高寄りしたが、ブラジルの豊作観測や、ブラジル産への輸入シフト観測、米国大豆作付面積の増加予想、ドル反発、米農務省報告で南米生産高・期末在庫の上方修正が予想されることが嫌気され、前日安値を下回って今月安値を更新した。
コーンは、買いが先行したが、380セント突破に失敗したあとは、大豆・小麦の下落が圧迫、3月の米利上げ観測を受けたドル高・商品安の流れ、大豆・小麦の下値追い、南米コーン生産高及び期末在庫の上方修正予想で前日安値を下回った。