ドル円、113円後半まで上昇
21日の東京外為市場で、ドル円は続伸し、113円台後半まで水準を切り上げた。米連邦準備制度理事会(FRB)高官から追加利上げに積極的な発言や、トランプ政権の税制改革への期待感による株高を背景に、ドル買い(円売り)が優勢となった。
タカ派で知られる米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁が「3月の利上げの可能性を排除しない」との考えを示したことで、米金利とドルの先高観が改めて強まった。また、日経平均株価の上昇も安全資産とした円の売りにつながった。また、麻生太郎財務相が午後の衆院財務金融委員会で、為替相場について「上がるにしても下がるにしても安定が望ましい」などと述べた。目新しい内容はなく、市場の反応は乏しかった。
ユーロは対ドルで続落した。欧州序盤に入り、ユーロ売りが加速、一時対ドル1.0530前半まで下落した。欧州政治リスク懸念がユーロ売りにつながった。
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