ニューヨーク原油は反発
金は、FRB議長の利上げ容認発言で前日安値を下回ったあと、ドル安で回復したが、ECB総裁の景気減速懸念や米景気拡大によるドル急伸で下値を切り下げた。
大豆の終値の前日比は5.25セント安〜1.50セント高、中心限月の3月限は4.75セント安。3月限は、アルゼンチンの豪雨による上昇は行き過ぎとの見方や、アルゼンチン産地の乾燥予報、農家売りの増加、中国の引き合いがなくなったこと、ドルの急伸で値を消した。米国大豆需給の改善で反発したが、利食い売りで値を消した。
コーンの終値の前日比は0.75セント安〜1.75セント高、中心限月の3月限は1.25セント高。3月限は、ドル安・原油高で反発したあと、大豆・小麦の下落やアルゼンチンの乾燥予報、ドルの急伸で値を消したが、前日安値で下げ止まったことや、仕向け地不明の大口成約、エタノール増産で反発した。ただ、小麦急落で上昇は一服。
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.23〜0.29ドル高、その他の限月は0.10〜0.18ドル高。期近2月限はあす20日に納会を控え、米石油協会(API)と米エネルギー情報局(EIA)発表の受渡場所となるオクラホマ州クッシング原油在庫が大幅減少したことなどから、1週間ぶりの水準へ急落した前日の流れに対する修正となった。