ニューヨーク原油は期近が急反落
金は、ドル高・原油安や米株価指数先物の上昇で値を消したあと、米インフレ上昇に対するヘッジ買いやドルの押しで反発したが、米利上げ加速観測で値を消した。
大豆の終値の前日比は3.00〜13.00セント高、中心限月の3月限は5.75セント高。3月限は、昨日の急伸に対する反動で売りが先行、アルゼンチン産地に今週乾燥した天気が予報されることや、ドル高・原油安で値を消したが、アルゼンチン大豆生産高の下方修正や、米国大豆期末在庫の下方修正、ドル反落で前日高値を突破した。
コーンの終値の前日比は1.50〜0.50セント安、中心限月の3月限は0.50セント安。3月限は、アルゼンチン産地の豪雨の影響は小さいとの見方や今週の乾燥予報、ドル高・原油安の加速、大豆下落、小麦反落で値を消したあと、大豆の切り返しやドル安を好感、前日高値を抜いて上昇が加速したが、引けの成行売りで反落に転じた。
ニューヨーク原油は期近が急反落。終値の前営業日比は、期近2限月が1.40〜1.37ドル安、その他の限月は1.38〜0.85ドル安国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長が米シェールオイル生産の大幅な拡大見通しを示したことや、石油輸出国機構(OPEC)が今年の米原油生産見通しを上方修正したことなどから、期近は1週間ぶりの水準へ大きく下落した。