ニューヨーク原油は期近が急反発 | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

ニューヨーク原油は期近が急反発

金は、原油高や中国株の下落で前日高値を突破したあと、ドル高加速で前日安値を下回ったが、トランプ会見に対する失望でドル・株が急落したため、切り返した。

 

大豆の終値の前日比は3.25〜2.00セント安、中心限月の3月限は2.25セント安。3月限は、押し目買いが入って前日高値を突破したが、ドル反発やブラジル産地北部の降雨予報、米国産DDGSへの高率関税追加による中国との貿易戦争懸念、飼料穀物の急落で値を消した。ただ、10ドル維持やドル反落、原油急伸で持ち直した。

 

コーンの終値の前日比は1.50セント安〜1.25セント高、中心限月の3月限は1.00セント安。3月限は、前日安値を下回ったあとも、ドル高加速や小麦・大豆の急落、米国産DDGSに対する中国の高率関税追加、南米産地に生育に適した天気が続くことから、約1週間ぶりの安値に沈んだ。ただ、ドル急反発や原油急伸で回復した。

 

ニューヨーク原油は期近が急反発。終値の前営業日比は、期近2限月が1.36〜1.43ドル高、その他の限月は0.96〜1.34ドル高。原油在庫の予想以上の増加や石油製品在庫の増加、米原油生産の増加ペースが加速したことなども、期近は前日安値を割り込むまでには至らず、短期的な下げすぎ感からの修正へと転じた。