原油は続伸
金、銀ともに反落。
金は、米失業率の上昇や雇用の伸びが予想を下回ったことから時間外取引の高値を上回ったが、前月分の上方修正やドル反発、原油反落、株価の上昇で値を消した。
銀は、ドル高・原油安や金の下落で前日安値を下回ったあと、米雇用の伸びが予想を下回ったことや金の反発で切り返したが、ドル反発や金の下値追いで反落した。
原油は続伸。
特に目新しい支援材料は見当たらず、序盤にマイナスサイドへと下落する場面が見受けられたものの、引き続き産油国の減産開始による供給過剰の解消期待などに下支えられ、その後は持ち直した。
大豆は大幅続落、コーンは反落。
大豆は、買いが先行したが前日高値を試す勢いはなく、ドル高・原油安や南米産地におおむね生育に適した天気が続くことから値を消した。週間輸出成約高が急減したことや米雇用統計後のドル高加速、原油反落で大台を下回り、下げが加速した。
コーンは、ドル安・原油高で反発したが、前日高値にとどかなかったことから買い過剰感が台頭、週間輸出成約高の減少や南米産地におおむね生育に適した天気が続くこと、米雇用統計後のドル高加速、大豆・小麦の下値追いで前日安値を下回った。