原油は大幅続落
金は反発、銀は急反発。
金は、米利上げ観測やドル反発、株価上昇、米10年債利回りの上昇で値を消したが、ドル・株価の押しや米インフレ懸念、欧州の不透明感で金曜高値を突破した。
銀は、ドル安・株高・原油高で16ドル台を回復したあと、ドル反発や金の反落、米利上げ観測で値を消したが、ドルの押しや金の上値追いで金曜高値を突破した。
原油は大幅続落。
クウェートとオマーンが減産を開始し、先行きの供給過剰の解消期待から、夜間取引で期近は2015年7月6日以来の水準へ急上昇したが、立会い開始後は一転してドル高進行などに押され、
一時、昨年12月22日以来の水準まで急落した。
大豆は続落、コーンは軒並み急伸。
大豆は、先週末のアルゼンチン産地の豪雨や、ドル安・原油高、ファンドの買い越し縮小に対する逆張り買いで上昇したが、ドル反発や、収穫初期のブラジルの単収が好調なこと、原油の急反落、指数ファンドの買い越し縮小予想で値を消した。
コーンは、連休中のアルゼンチン産地の豪雨や、ドル安・原油高、
ファンドの買い越し縮小に対する逆張り買いで金曜高値を突破したあと、ドルの急反発や大豆反落が圧迫したが、指数ファンドの買い増し予想で半月ぶりの高値に急伸した。