2/6 週刊FXレポート
3日の欧州時間序盤、欧州株式市場は寄り付き後上昇し、リスク志向が改善され、ドル以外の通貨は持ち直して反発した。発表された英1月PMIサービス業は市場予想53.0と前回値54.0を大幅に上回った56.0となり、ポンドドルが押し上げられて当日の高値1.5859を更新した。当時間帯、豪ドルドルは小幅に1.0722まで上伸した。ユーロ圏1月PMIサービス業・確報値は予想に及ばなかったが、ユーロへの影響が小さかった。ユーロドルは1.3150付近から1.3180上方まで反発した。終盤、発表された加1月失業率は前回値と予想値の7.5%を上回った7.6%となり、加雇用状況が楽観できないと表明した。ドル加ドルは急速にパリティを突破し、高値1.0032をつけた。ニューヨーク時間序盤、米労働省が発表した1月非農業部門雇用者数は市場予想値15.0万人増を大幅に超えた24.3万人増となり、2011年4月以来の最大上昇幅を記録した。当指標が発表された後、ドル以外の通貨は大幅に保ちあった。ユーロドルは当日の高値1.3205を更新してから急落し、当日の安値1.3065を更新した。ポンドドルは当日の安値1.5749を更新した。好調な非農業部門雇用者数を受け、コモディテー通貨は大幅に上伸し、豪ドル、加ドルは共に大幅高となった。ニューヨーク時間午後、ドル以外の通貨は持ち直して反発した。ユーロドルは当日の安値付近から1.3150上方まで反発し、ポンドドルは1.5800関門上方まで反発した。コモディテー通貨は上昇を引き継ぎ、豪ドルドルは当日の高値1.0793を更新し、ドル加ドルは当日の安値0.9927を更新した。
(2/6FXレポート より抜粋)
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