ギリシャデフォルトリスクが警戒され豪ドルは不安定に
【ギリシャデフォルトリスクが警戒され豪ドルは不安定に】
ギリシャの債務再編交渉が最終合意に至らなかったということは、豪ドルは今後も悲観的な報道に反応しやすい状況が続くということになる可能性が高い。
交渉は何度も先延ばしされ、欧州首脳から悲観的な発言が相次いでいるため、ギリシャは追加融資を受けるのに必要な条件を満たすことができない、との懸念が高まっている。
つまりこれは無秩序な債務不履行(デフォルト)に至ることを意味している。今週はさらにこうした懸念が加速し、ユーロと豪ドルが不安定に推移することになるだろう。
豪ドルは現在、1.0751米ドルおよびに82円30銭前後で取引されている。
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