【株高】世界景気見通しへの懸念が後退!
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中国と欧州の1月PMI製造業が強い内容となったことで、世界景気見通しへの懸念が後退したため、2日の東京株式市場は上昇して引けた。日経225平均株価は前日比67.03(0.76%)高の8,876.82で引けた。SGX日本225株価指数先物CFD 3月限は前日比80(0.91%)高の8,865と下落した。セクター別と個別銘柄では、証券株の上昇が目立った。野村ホールディングスが6.25%急伸し、300円で引け、日経平均の上昇をけん引した。大和証券グループ本社は4.10%高の281円、松井証券は3.01%高の419円、それぞれ大きく上昇した。保険株も強い。第一生命保険は2.75%高の84,900円、MS&ADは2.47%高の1,622円、T&Dホールディングスは2.41%高の809円で引けた。海運株が前日の強気な流れを引き継いだ。商船三井は4.75%高の321円、川崎汽船は3.66%高の158円、日本郵船は3.21%高の211円、軒並み大幅に上伸した。半面、シャープが15.92%暴落し、528円で引け、本日最大の下げ幅を見せた。1日に公表した2012年3月までの2011年通年業績見通しで、純利益が2,900億円減益し、歴史的最大の損失になるとした。
前日海外時間の米主要3指数の上昇を受け、香港株式市場は高寄りした後に高位で揉み合い、午後には続伸して上げ幅を拡大した。最終的には、ハンセン指数は前日比406.08(2.00%)高の20,739.45で引けた。香港48株価指数先物CFD 2月限は前日比393(1.93%)高の20,768で終了した。セクター別と個別銘柄では、エスプリが5.54%急伸し、12.20香港ドルで引け、ブルーチップの上昇を主導した。金融株も強い。平安保険は5.33%高の64.20香港ドル、交通銀行は3.55%高の6.41香港ドル、中国工商銀行は3.54%高の5.55香港ドル、主力株のHSBCホールディングスは3.24%高の66.95香港ドル、中国人寿保険は3.10%高の23.30香港ドル、軒並み上昇した。本土系資源株が全面高となった。中海油は4.13%高の16.64香港ドル、中国アルミは3.76%高の3.86香港ドル、中煤能源は3.71%高の10.06香港ドルで引けた。半面、公益事業株は市場全体に比べて弱く、下落した。華潤電力が1.60%下落し、14.72香港ドルで引け、本日最大の下げ幅となった。香港中華ガス、電能実業はそれぞれ0.87%、0.36%値下がりした。
(こちらの記事は2/2 証券レポート から抜粋しています。)
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