日銀への緩和政策の期待が高まる
【日銀への緩和政策の期待が高まる】
日本銀行がさらに金融緩和を行うとの期待の一方、市場介入の可能性があり、ドルは76円00銭を割ることを回避できるかもしれない。
米連邦準備制度理事会(FRB)が低金利政策を2014年終盤まで延長する意向を明らかにした中で、「日銀の金融緩和への期待はドルを支える可能性が高い」と述べた。
そして、日銀の山口広秀副総裁は2日、欧州債務危機が依然として世界市場および経済に対して大きな脅威となる中、日銀には行動を取る用意があることをあらためて明らかにしている。
一方、安住淳財務相と古川元久経済財政相は国会で、デフレ克服のため日銀に適切な措置を取るよう求めた。山口日銀副総裁も、デフレ克服と中長期的な潜在成長率を押し上げるため、日銀は引き続き最大の努力を行うと述べている。
現在ドルは76円15銭付近で取引されている。
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