リスク姿勢の改善でドル下落 | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

リスク姿勢の改善でドル下落


1日の欧州時間序盤、欧州株式市場は寄り付いた後上昇し、市場のリスク回避志向が緩和し、ドル以外の通貨が全般的に反発した。ユーロ圏1PMI製造業・確報値は48.8となり、前回及び予想の48.7を上回った同時に、5ヶ月ぶりの高水準となったことで、ユーロが快調に反発した。ユーロドルは当日の安値1.3025から当時間帯の高値1.3202まで上伸した。その後、イギリスが発表した1PMI製造業は52.1となり、8ヶ月ぶりの高水準となったことから、ポンドが押上げられて上向き、ポンドドルは当時間帯の高値1.5867を更新した。ユーロ及びポンドの上昇につられ、豪ドルドルは1.0700関門を上抜けた。欧州終盤及びニューヨーク時間序盤、米国が発表した1ADP全国雇用者数は17.0万人となり、事前予想の18.5万人増を下回ったため、ドル以外の通貨が高値から小幅に反落した。正午になると、米供給管理協会ISM)のデータによると、米1ISM製造業景況指数は54.1となり、事前予想の54.5を小幅に下回ったものの、12月改定値の53.1を上回った。その同時に公表された米12月建設支出は前月比1.5%増となり、増加は5ヶ月連続であった。前述のデータを受け、リスク通貨が再度支援されて上昇した。ユーロドルは当日の高値1.3217を更新し、ポンドドルは当日の高値1.5882を更新し、豪ドルドルは当日の高値1.0739を更新した。その他、国際金融協会IIF)のマネージングディレクター、チャールスダララ氏は、ギリシャ政府と民間債権者との債務減免協議は最終合意に近づいており、週内に決着する見通しであることを表明した。


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こちら 2/2午前FXレポートより抜粋


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