1/31 アジア株式市場レポート
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日、東京株式市場は3取引日連続で下落した後に反発を迎えた。序盤には安寄りしてから上昇し、8,836.68の高値を打診した。だが、ドルが対円で弱気地合いとなったことで、輸出関連株が圧迫されて下落し、午後に上げ幅の大半を吐き出した。日経225平均株価は前日比9.46(0.11%)高の8,802.51で引けた。SGX日本225株価指数先物CFD 3月限は前日比5(0.06%)高の8,800とわずかに上昇した。ファンダメンタルズでは、経済産業省が公表したデータによると、12月の鉱工業生産は前月比4.0%上昇し、2ヶ月ぶりの増加となり、事前予想の2.9%増を大きく上回った。強いデータを好感し、日本の景気先行きへの信頼感が高まっている。セクター別と個別銘柄では、アドバンテストは、2012年3月期の期末配当の引き上げに引き続き支援され、6.22%急伸して875円で終了し、本日最大の上げ幅となった。30日に急落した三菱電機が4.74%反発し、684円で引けた。造船関連株も強い。川崎重工業は3.45%高の224円、日立造船は2.63%高の111円で終了した。その他、富士フイルムホールディングスは30日、経営再建を目指すオリンパスに、資本・業務提携を提案したと発表した。富士フイルムホールディングスは6.90%急落し、1,807円で引けた一方、オリンパスは1.98%高の1,285円と上昇した。
31日の香港株式市場は高寄りした後に保ち合い展開となり、午後には続伸し、上げ幅を拡大した。最終的には、ハンセン指数は前日比230.08(1.14%)高の20,390.49で引けた。香港48株価指数先物CFD 2月限は前日比100(0.49%)高の20,355で終了した。セクター別と個別銘柄では、中国旺旺は5.12%急伸し、7.19香港ドルで引け、市場全体の上昇をけん引した。本土系金融株が強い。中国人寿保険と平安保険はそれぞれ3.16%、2.42%上昇した。中国建設銀行と交通銀行はいずれも1.97%上伸し、中国銀行は1.52%値を上げた。半面、中国アルミは、2011年の利益は50%減少すると予想したため、3.82%急落し、3.78香港ドルで終了し、本日最大の下げ幅となった。消費財セクターでは、利豊とエスプリはそれぞれ3.09%、1.38%下落した。
(1/31 証券CFDアジアレポートより)
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