米国株式市場は小幅な下げで終了 | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

米国株式市場は小幅な下げで終了

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 ギリシャの債務交換協議の難航が続いていることに加え、ポルトガル国債の保証コストは大幅高となったことを嫌気し、30日の米国株式市場は小幅な下げを見せた。だが、終盤に一部の下落幅を取り戻した。ダウ平均指数は前日比6.74(0.05%)小幅安の12,653.72、S&P500指数は前日比3.30(0.25%)安の1,313.02となった。ナスダック指数は前日比4.61(0.16%)安の2,811.94で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比10(0.08%)安の12,601、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比4.00(0.30%)安の1,308.50で引けた一方、米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比6.75(0.27%)高の2,461.75で終了した。欧州債務危機への懸念により金融株が圧迫され、下げ幅はトップとなった。バンク・オブ・アメリカは3.02%安の7.07ドルで引け、下落幅はダウ平均指数構成銘柄のトップとなった。ゴールドマン・サックス・グループが、同社の投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたことが嫌気された。アメリカン・エキスプレスは1.46%安の49.12ドル、JPモルガン・チェースは0.54%安の37.01ドルで取引を終えた。資源、自動車株は小幅に下落した。アルコアは1.05%下落の10.32ドル、シェブロンは0.53%安の103.41ドル、エクソンモービルは0.40%安の85.49ドルで終了した。ハイテク株は小幅高となった。マイクロソフトは1.30%高の29.61ドル、アイビーエムは1.07%高の192.50ドルで引けた。その他、USエアウェイズ・エキスプレス・グループは4.16%上昇した。デルタ航空は同社を購入潜在目標として研究しているとの報道が好感された。


 ギリシャ政府と民間債権者との債務減免協議の難航が続いていることを受け、30日のロンドン株式市場は小幅に下落し、銀行株が圧迫されて大幅安となった。イギリスFTSE100指数は62.36(1.09%)安の5,671.09で終了した。イギリスFTSE 100株価指数先物CFD3月限は前日比62.0(1.09%)安の5,629.0で終了した。個別銘柄とセクター別では、銀行株の下落は目立った。バークレイズは4.17%、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドは3.53%、ロイズ・バンキング・グループは4.13%、HSBCは2.51%、と軒並み安となった。金属価格の下落は資源株を引っ張って下落した。アングロ・アメリカン社は2.35%、アント・ファガスタは3.12%、BGグループは1.85%、エッサール・エナジーは5.65%、ベダンタ・リソーシズは4.08%、と一緒に下落した。ディフェンシブ銘柄はより強かった。ARMホールディングスは0.25%、グラクソ・スミスクラインは0.49%、インターナショナル・パワーは0.61%、と共に上昇した。

(こちらの記事は1/31 証券レポート から抜粋しています。)


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