1/30 アジア株式市場レポート
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先週金曜日の米
GDPの弱さや円高の進行などのマイナス影響で、30日の東京株式市場は3取引日連続で下落した。最終的には、日経225平均株価は前日比48.17(0.54%)安の8,793.05で引けた。SGX日本225株価指数先物CFD 3月限は前日比30(0.34%)安の8,795で終了した。米商務省の発表によると、2011年第4四半期のGDPは前期比年率2.8%上昇し、事前予想のプラス3.0%に届かなかったため、米景気先行きへの懸念が一層強まったほか、リスクセンチメントの悪化を背景に、相場は売りに押された。セクター別と個別銘柄では、非鉄金属・鉱業など景気に敏感に反応するセクターが最も大きく下落した。日本軽金属は4.63%安の103円、三井金属鉱業は3.65%安の211円、古河機械金属は2.78%安の70円、住友金属工業は2.13%安の138円、それぞれ値下がりした。また、円高の進行で輸出関連株が軒並み下落した。富士通は3.35%安の404円、カシオ計算機は2.97%安の457円、富士電機ホールディングスは2.96%安の197円で引けたほか、三菱電機は14.81%安の650円と暴落した。前週末の取引時間終了後に、三菱電機は防衛省などに対する費用の過大請求があったと発表した。同省などから指名停止処分を受け、業績への悪影響を懸念する売りが膨らんだ。半面、証券株や保険株の大半は上昇した。NKSJホールディングスは7.35%急伸し、1,622円で引けたほか、東京海上ホールディングスは2.60%高の1,933円、松井証券は1.97%高の415円となった。また、アドバンテストは、2012年3月期の期末配当を前期の5円から10円に増やすと発表したことが好感されたため、12.38%急騰して817円で終了し、本日最大の上げ幅となった。
(1/30 証券CFDアジアレポートより)
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