米主要3株式指数は全面高!
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米連邦準備理事会(FRB)が発表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、少なくとも2014年終盤まで政策金利を異例の低水準に据え置く方針を表明したことで、市場では米国景気の回復への期待感が高まり、25日米3主要指数は全面高となった。ダウ平均指数は前日比83.10(0.66%)高の12,758.85、S&P500指数は前日比11.43(0.87%)高の1,326.06、ナスダック指数は前日比31.67(1.14%)高の2,818.31で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比62(0.49%)高の12,686となり、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比8.75(0.67%)高の1,320.25で引け、米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比22.00(0.90%)高の2,460.25で終了した。FOMCが政策金利を0%-0.25%に維持するほか、少なくとも2014年終盤まで政策金利を異例の低水準に据え置く方針を発表したことは、将来力不足の経済に多くの対策を講ずることを示す。セクターと個別銘柄の方は、素材株は全面高となった。アルコアは2.04%高の10.48ドル、デュポンは2.39%高の50.59ドル、ユナイテッド・ステーツ・スチール・コーポレーションは4.97%大幅高の30.40ドルで引けた。大手製造株も堅調であり、キャタピラーは2.60%高の109.05ドルで引け、当日ダウ平均指数構成銘柄での上げ幅が最大であった。ボーイングは0.61%高の75.82ドル、ゼネラル・エレクトリック(GE)は1.54%高の19.13ドルで引けた。好決算に支援されたアップルは、一時史上新高値の454.45ドルまで上昇し、最終的には6.24%高の446.66ドルで終了した。
証券会社が銀行セクターのこのところの株高をめぐり、先行き懸念を呼び掛けたほか、最新データにより2011年イギリスの成長が良くなかったことから、25日ロンドン株式市場は小幅下落して終了した。イギリスFTSE100指数は28.90(0.50%)安の5,723.00で終了した。イギリスFTSE 100株価指数先物CFD3月限は前日比30.5(0.53%)安の5,674.5で終了した。イギリス国家統計局が25日発表したデータによると、2011年第4四半期GDP・速報値は前期比がマイナス0.2%、第3四半期の前期比プラス0.6%を下回った。また、同国2011年の成長率が僅かなプラス0.9%とのことで、投資家がイギリス経済の先行きへの懸念は高まった。セクター別と個別銘柄では、証券会社が銀行セクターのこのところの株高をめぐり先行き懸念を呼び掛けたことから、銀行株は全面安となった。ロイズ・バンキング・グループは2.38%安、バンク・オブ・スコットランドは1.11%安、HSBCホールディングスは0.57%安で引けた。ほかの個別銘柄では、アップルが発表した第4四半期決算がアナリスト予想を上回ったため、当社のチッププロバイダーであるARMホールディングスは3.02%高で引けた。ロイヤル・ダッチ・シェルとBPは其々1.62%安、0.60%安で終了した。
(1/26証券レポート から抜粋)
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