ドコモの通信障害は太陽のコロナガス噴射による磁気嵐が原因か
今日の午前から午後1時までの間、NTTドコモの携帯電話の通信障害が現在発生しましたが、これは太陽の大規模なコロナガス噴出による磁気嵐が原因である可能性が指摘されています。
米国時間の23日に米宇宙天気予報センターは、太陽の大規模なコロナガス噴出によって発生する磁気嵐が24日にも地球で発生し、航空機のルートや送電網のほか、人工衛星にも影響を与える可能性があると発表していました。
磁気嵐は昨日に発生するとの予測でしたが、今日も磁気嵐が発生していてた可能性がありました。
また先週に地震があったときにもドコモの携帯電話の通信障害が一時的に起きています。3・11の地震の直前も通信障害が確認されているようです。ですので万が一の地震には注意が必要です。
センターによれば、コロナガスの噴出によって高エネルギー粒子が秒速2000キロという通常の5倍の速度に加速され、その影響で地球の磁場が乱れるということです。
磁気嵐は、北極近くを航行する航空機のナビゲーションシステムなどに使われ、高周波無線通信に影響を与える恐れがあるといわれています。
センターでは、今回の磁気嵐は5段階レベルの2か3程度と推測しています。
また、磁気嵐は通信機器、電子機器などに影響を与え、送電線が損傷して大停電がおきたり、人工衛星が落下したり、航空機墜落もありうるので、現代社会においてかなりの影響がでる場合がある為注意が必要です。
