ユーロ下落の可能性有り、ギリシャ交渉進展なし
【ユーロ下落の可能性有り、ギリシャ交渉進展なし】
本日の外国為替市場では、23日のユーロ圏財務相会議を前に、ギリシャの債務をめぐる民間部門の関与(PSI)についての協議では、これまでのところまったく結論が出ていない為、ユーロが下落する可能性がある。
23日のオーストラリア市場寄り付きからユーロ売りの圧力が加速している。ギリシャ問題に加え、投資家の注目は今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)に集まるだろう。政策声明に何らかの変更があるかどうかが注目されている。現時点では、米連邦準備制度理事会(FRB)は2013年半ばまで政策を維持するとしているが、利上げの時期について何らかの示唆があるかどうか、注目に値するだろう。
ユーロは現在、1.2890ドル付近を推移している。
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