投資家は米12月消費者物価指数に注目すべきである!
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本日の欧州時間、投資家は米12月消費者物価指数に注目すべきである。消費者物価指数(CPI)は、重要なインフレ指標と見なされる。全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものである。すなわち家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもので、毎月作成している。米国消費者物価指数は食品と飲料、住宅、アパレル、交通関係、医療、リクレーション、教育とコミュニケーション、その他の8グループとなる。すべての分類はそれぞれ重要性を明らかに示した指数があり、これらの指数は2年ごとに一回修正する。消費者物価指数は市場価格変化の全体的な状況を反映できる。消費者物価指数が上昇する場合、全体な経済はインフレの圧力に直面すると示す。変動の大きい食品・エネルギーを除いたコア指数が特に注目される。市場では米12月消費者物価指数は前年比3.4%増から3.1%増まで下落し、消費者物価指数・コアは前年比2.2%増を維持すると予想されている。結果から米国インフレ率が穏やかに反落すると見られる場合、米FRBが経済を刺激するためにQE3を打ち出すことに有利で、ドルの売り材料となるだろう。結果は事前予想を超える場合、米FRBがQE3を打ち出す予想が弱まり、ドルの買い材料となるだろう。
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より)
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