S&P500種は87年来最高の上昇率!
1月17日も米株式相場は続伸した。S&P500種株価指数は2012年に入りこれまでに4%上昇し、年初からの上昇率は1987年以来の好調さとなった。米住宅市場指数が市場予想を上回ったことが手掛かり。ゴールドマン・サックスが好調な決算発表で値を上げたほか、欧州債務問題の懸念が和らいだことも追い風となった。
ゴールドマン・サックスは大幅高。同社が18日に発表した2011年10-12月(第4四半期)決算で利益がアナリスト予想を上回ったことに反応した。報酬を減らしたことが業績に寄与した。JPモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカ(BOA)を中心にダウ工業株30種平均は上昇。パルトグループとレナーは住宅建設株の上げを先導した。S&P500種の主要24業種中で半導体株指数は3.9%高と、最も上げが大きい。
市場参加者は米国の景気指標を見て景気後退への逆戻りはないと考えている。経済は成長を維持しており、最終的に万事うまくいくと楽観されている。
(facebookページ でもフィードしています)
ご注意事項
1. 当コラムは投資判断の参考となる情報の提供を目的としており、投資勧誘を目的とした
ものではありません。投資の最終決定は、必ず御自身の判断でお願いいたします。
2. 当コラムの内容によって生じたいかなる損害についても、当社は一切の責任を負いません。