Facebookウィルスその名もKoobface(クーブフェイス)の集団はロシアに!
Facebookで出回った「Koobface」ワームに関与した男5人がロシアのサンクトペテルブルクにいることを突き止めたとして、調査の経緯やこの5人の氏名の一部を公表した。
KOOBFACEとは「Facebook」などのSNSを悪用するマルウェアであり。ユーザーのSNSアカウントを不正に乗っ取り感染を拡げる。2008年頃に確認され、2009年6月末には1000種類近くの亜種が確認されたことが報じられている。
KOOBFACEは、SNS上に「My home video : )」などといった他のサイトのビデオの視聴を促す不正URLを含むメッセージを投稿する。投稿を見たユーザーがこのURLをクリックすると偽のサイトへリダイレクトされ、KOOBFACEに感染させられる可能性がある。感染すると、ボットネットとしてKOOBFACEを拡散するためにパソコンを不正に操られることになる。
SNSの特徴である「友人だから信頼できる」という雰囲気を利用し、ユーザーの注目を集めるニュースなどに便乗して感染を拡大することが指摘されている。クリックすると感染し、さらに別の友人にもメッセージが送られるため、ねずみ講のように広まってしまう。
友人から送信されたメッセージであっても、記載されたURLを安易にクリックすることのないように慎重な行動が必要だ。
このKOOBFACEに感染すると、ボットによって外部から遠隔操作されたり、偽セキュリティーソフトを勝手に導入されることもあり、さらに他のサービスのユーザー名・パスワードを盗む攻撃もあるという。
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