1/13 欧米株式市場レポートを公開
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イタリアやスペインが12日実施した国債の入札結果が順調だったことから、弱い経済指標がもたらしたマイナスな影響を相殺した。12日の米国株式市場は下落してから上昇に転じ、小幅高で引けた。ダウ平均指数は前日比21.57(0.17%)高の12,471.02、S&P500指数は前日比3.02(0.23%)高の1,295.50、ナスダック指数は前日比13.94(0.51%)高の2,724.70で引けた。米国工業30株価指数先物CFD3月限は前日比25(0.20%)高の12,411となり、米国E-mini SPX500株価指数先物CFD3月限は前日比3.75(0.29%)高の1,291.75で引け、米国NDAQ100株価指数先物CFD 3月限は前日比12.00(0.51%)高の2,378.50で終了した。米商務省が発表したデータによると、米12月小売売上高は前月比0.1%増、小売売上高・除自動車は前月比マイナスとなり、共に予想を下回った。また、先週新規失業保険申請件数は39.9万件となり、6週間ぶりの新高値を記録した。軟調の経済指標を受け、米国株式市場は序盤に一時下落したが、その後、イタリア政府は12ヶ月物が85億ユーロを調達し、利回りが大幅に低下したことで、市場のリスク志向が改善され、相場が押し上げられて下落から上昇に転じた。セクター別と個別銘柄では、材料株は引き続き強かった。アルコアは3.12%高の9.93ドルで引け、上げ幅は当日ダウ平均指数構成銘柄のトップとなった。デュポンは1.69%高の48.10ドル、ユナイテッド・ステイツ・スチール・コーポレーショは0.39%高の28.67ドルで取引を終えた。工業株の多数も上伸した。キャタピラーは2.31%高の101.94ドル、ボーイングは1.03%高の75.51ドルで引けた。一方、国際原油価格は1バレル当たり100ドル下方に下落したことを受け、石油株が圧迫されて下落した。シェブロンは2.60%安の104.97ドル、エクソンモービルは0.40%安の84.74ドルで引けた。
(1/13証券レポート から抜粋)
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