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スイス中銀総裁の妻がFX取引をしているのが発覚! 前代未聞のインサイダー取引により総裁は辞任

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【スイス中銀総裁の妻がFX取引をしているのが発覚! 前代未聞のインサイダー取引により総裁は辞任】


9日の外国為替市場では、スイス国立銀行(中央銀行)総裁の辞任を受け、スイスフランがユーロに対して3カ月ぶりの高値をつけたものの、上昇は一時的な動きに終わった。


スイス中銀のヒルデブラント総裁は、同行がフラン高抑制策を実施する直前に夫人がFX為替取引隠れて行っていたという前代未聞の問題で引責辞任した。このショッキングな報道を受け、フランは昨年9月20日以来の高値となる1ユーロ=1.2106フランまで上昇した。


ユーロはドルに対して小幅上昇したものの、この辞任報道にかすむ格好となった。ユーロは当初、ドルに対し3営業日連続で15カ月ぶりの安値まで下落していたが、最終的には上昇して取引を終えた。


ユーロ安・ドル高を見込んだ持ち高は先週過去最高に達したが、欧州債務危機をめぐる新たな動きがなければ、一部の投資家が週内にも利益確定目的でユーロの買い戻しに動く可能性もある。


今週、欧州中央銀行(ECB)は12日の定例理事会で政策金利を据え置く見通しだが、イタリアとスペインの国債入札はすでに低い市場期待を裏切らない結果になりそうだ。


複数の大手外国為替取引銀行は、ユーロは下落し続けるとみている。世界最大の外為取引銀行であるドイツ銀行は9日に、ユーロは6月末までに1.2000ドルおよび90円00銭まで下落するとの見通しを示している。




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