1/6 夜のFX戦略レポート
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本日夜に発表予定のカナダの12月の雇用ネット変化と失業率に注目したい。雇用ネット変化と失業率は同国の雇用状況を示す重要な経済指標である。一般的には、就職者数が増加し、失業率が低下すれば、景気の強さを意味し、同国通貨は買われる一方、逆の場合は売られる。本日の発表について、カナダの12月雇用ネット変化は1.5万人増加し、失業率は7.4%と変わらずだと予想されている。発表の結果が事前予想より改善すれば、加ドルの支援材料になる半面、逆に弱ければ、加ドルの売り材料になると考えられる。その後には米12月雇用統計の発表がある。外国為替相場にとって当指標は最も重要な月次指標として注目されており、発表の結果は相場に非常に大きな影響を与える。前日発表された米12月ADP全国雇用者数は強い内容となった。雇用者数は32.5万人増加し、市場予想の17.5万人増を大きく上回り、2001以来の高水準を記録した。ADP全国雇用者数の大幅な上昇を好感し、本日夜の米雇用統計に対する楽観的な期待が漂っている。ドルインデックスは前日に大幅に上昇した。本日発表予定の米12月非農業部門雇用者数は15.0万人増加すると予想されている。発表の結果が予想を下回った場合、ドルの買いポジションが手仕舞いされ、ドルは圧迫されて下落すると見込んでいる。
(1/6 午後の部FXレポートより)
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