ユーロ安進む 本日夜の米国雇用統計に注目 | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

ユーロ安進む 本日夜の米国雇用統計に注目

5日の欧州時間、市場ではユーロ圏経済見通しへの信頼感が依然として弱いため、欧州株式市場は保ち合いながら下落した。リスク回避志向が主導となり、ユーロをはじめとするリスク通貨は軟調となった。当時間帯に、フランスは計79.63億ユーロの国債を発行し、予定は70-80億ユーロであった。応札額は149.56億ユーロとなった。フランス国債庁が実施した長期債入札で、全般的な需要はしっかりだったものの、投資家のフランスが最上級の「AAA」格付けを失う懸念を払拭するには至らなかったため、ユーロの下落に歯止めはかからなかった。欧州時間終盤、発表された米12ADP全国雇用者数は32.5万人増となり、上げ幅は事前予想を遥かに超え、しかも2001年記録を始めて以来の最高水準となった。これに支えられてドルは更に上昇し、ドル以外の主要通貨は再び圧迫された。当時間帯に、ユーロドルは1.2900上方から1.2800下方まで下落し、ポンドドルも1.5600関門から一本調子で下落し1.5500を割り込んだ。ドルに対してのコモディティー通貨の豪ドル、加ドルの下落幅はより小さかった。ドル円は76.70付近から77.00関門の上方まで上昇した。ニューヨーク時間、米株は安値を試してから反発したことを受け、ドルに対してのリスク通貨は慣性的に一段と下落し、当日の安値を更新し、その後持ち直した。ユーロドルは1.2780水準に下げ止まった。ポンドドルは当日の安値を1.5466まで更新した後1.5490付近までじりじりと反発した。豪ドルドルは1.0260を挟んで保ちあった。(1/6 FX午前レポートより抜粋)

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