ユーロ弱含む 欧州債務危機依然継続中
4日、独連邦は総額40.6億ユーロの10年物国債、ポルトガルは総額10億ユーロの3カ月物国債の入札を行い、平均利回りは共に前年より低下したが、ユーロを押し上げられなかった。欧州時間午後、スペインのラホイ政権は、国内金融業界の再編に充てる資金の融資を欧州連合(EU)の救済基金および国際通貨基金(IMF)に申請することを検討していると、同国紙エクスパンシオンが事情に詳しい複数の関係者の話を基に伝えた。この情報で、市場では欧州債務危機への懸念が高まり、ユーロが大幅に下落し、ドルインデックスは勢いに乗って上昇した。ユーロドルは欧州時間に下落し始め、ニューヨーク時間序盤に入ると、1.2900関門を割り込んだ。豪ドル、ポンドなどのリスク通貨は当時間帯にユーロより強く、下げ幅は比較的大きくなかった。欧州時間序盤、英12月PMI建設業は予想の52.0を超えた53.2となり、ある程度ポンドを押し上げた。ポンドドルは1.5620付近から1.5620付近まで上伸したが、その後、ユーロの下落につられて値下がりした。ニューヨーク時間、市場のリスク志向が好転したため、ドルに対しての豪ドル、ポンドはほとんど欧州時間の下落幅を取り戻したが、ユーロドルの反発は弱く、1.2940付近まで上昇した。ドル円は欧米時間に76.70付近の狭いレンジで調整した。
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(1/5 FX午前レポートより抜粋)
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