金を含むリスク資産が全面高!3日の好調な経済指標の結果を受けて | マーケットの今を掴め!FX・CFD東岳ライブ情報

金を含むリスク資産が全面高!3日の好調な経済指標の結果を受けて

中国、ドイツと米国が発表したマクロ経済指標が好調な内容となったことを受け、経済先行きに対する期待感が強まり、リスク選好志向も急速に上昇したため、金を含むリスク資産は3日に全面高となった。最終的には、当日のスポット金は前日比40.9ドル(2.62%)高の1,603.8ドルで終了した。ファンダメンタルズでは、中国物流購買連合会(CFLP)が1月1日に発表した12月の購買担当者指数(PMI)は50.3となり、景況の改善と悪化の分岐点である50を上回ったことは、中国の製造業活動が再度拡大していることを示した。ドイツ連邦雇用庁が1月3日に発表したデータによると、12月の失業率は季節調整後で6.8%となり、1998年の統計開始以来の低水準を記録し、市場予想は前月比変わらずの6.9%であった。また、米供給管理協会(ISM)が3日に発表した12月ISM製造業景況指数は53.9まで上昇し、市場予想の53.2を上回ったため、米国の経済見通しへの期待感が高まった。他に、イラン発の地政学的リスクの高まりにより、安全な逃避先として金の魅力が一層強まっており、金相場の買い材料となった。スポット銀の値動きがスポット金より強く、最終的には前日比2.04ドル(7.38%)急騰の29.68ドルで終了した。

中国と米国から発表された最新の製造業指数が強い内容となったことから、経済先行きと銅需要見通しに対する期待感が高まっており、3日のCOMEX銅先物相場は大幅高となった。最終的には、COMEX銅先物3月限は前日比8.90セント(2.59%)高の352.20セントで引けた。ファンダメンタルズでは、中国物流購買連合会が発表した12月の購買担当者指数(PMI)が景況の改善と悪化の分岐点である50の上方まで上昇したことで、中国の経済成長鈍化をめぐる懸念が後退した。当面、中国は世界1位の銅消費国であり、世界銅消費量の約40%を占めている。(1/4 商品レポートより)



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